製作の契機
・J型アンテナ(Slim Jim)では物足りないと思ったので、へんてこなアンテナで知られるヘンテナを製作したいと思い製作してみました。
・登山等移動運用時にかさばらず、軽量である程度利得(指向性8の字、約5〜6dBi程度)がありFB。
・ローコストで製作時間もかからず非常に手軽。
50MHzヘンテナの構造、今回製作する寸法等を示します。
・ヘンテナの水平部(上下 1m)で使用するパイプ2本
・パイプは8φ、肉厚1mm
・両端にキャップをつけました。
・垂直部(3m部分)の透明ケーブルを水平部と勘合させるために目玉クリップを使用
・100円ショップでも取り扱ってました。
・垂直部(3m)は、サガ電子工業製 透明ビニール被服(超軽量アンテナワイヤー MODEL AW_2.8 (@150円程度/m が軽くて強く、らい絡みづらいのでFB、こちらを使用しました。取扱は、
ハムランド でも取扱されています。
・透明ケーブルを目玉クリップに半田付け
・3mの長さを2本製作します。
・水平部下部のパイプから給電部バラン部の長さを約70cm前後5cmに印します。
・給電部バランと接続する垂直部調整用にワイヤー透明部分の被服を剥がしておきます。
・すべて100円ショップで購入しました。洗濯ばさみは、PG-ANT100とパイプを固定するために使用します。またふとん干しベルトも固定するために使用します。
・温度計は移動運用で気温が知りたい時に使用します(おまけ)
・ふとん干しベルトはこのようになっています。PG-ANT100とパイプを固定するために使用します。長さが可変できるので便利です。
・給電部バラン部(自作バランの詳細は「144MHzヘンテナ」を参照下さい)
・垂直部(両方のワイヤー)と接続する部分はワニグチクリップを使用
・PG-ANT100は約10mあり、先の部分のパイプφは小さいので3本抜きました。
・これで長さは約6m30cmとなります。
・PG-ANT100と水平部上部を固定
・洗濯ばさみとふとん干しベルトで固定(写真撮影用で写りやすくするためにピンクの部分を露出する形にしてます)
・自転車用ゴムひもでもいいでしょう。強風時はさらにテープで止めておいた方が無難です。
・水平部と垂直部の接点は最終的に95cmにしました。
・パイプと垂直部(ワイヤー透明ケーブル)目玉クリップで固定します。
・水平部(パイプ)を大きな洗濯ばさみではさみ、固定します。
・パイプの先端に印をしておくと便利でしょう。
・垂直部の両方の長さは正確に
・本ポイントが一番SWRが落ちるポイントとなった。
・早速、ミズホMX-6Z(250mW)で運用
・50MHzヘンテナ 移動グッツ一式
50MHzヘンテナ SWR曲線(クリックすると大で表示します)
・水平部と給電バラン間の距離と最良SWRとの関係は、1cm = 110Hz となった。
よってCWを中心とする場合(例 50.50MHz)は、約68cmとなる。
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