釣竿アンテナや簡易的なポールを設置したい時、設置場所に固定できるものが何もない場合があります。舗装(コンクリート)されている場合を除き、たいていの場合はステーとペグを使用しますが簡易的な釣竿アンテナ用としては少々面倒です。そこで固定方法に杖を使ってみました。
この方法は、JA1UKF/田口さん、JQ1GLJ/熊谷さんにご教授いただきました。
●準備するもの
・杖(つえ)
・100円ショップで杖を購入しました。この品物だけは500円でしたが。80cm程度で300円〜あるようです。
・地面に押し込むので手の部分は下写真のような形が望ましいです。
・杖はいろんな種類があります。
* JA1UKF/田口さんご提供写真
・先端のゴムカバーを抜き取ります。
・ハンマーで叩いて先端を尖らせます。そのままで移動しても構いませんが、またゴムカバーをつけても構いません。
・JA1UKF/田口さんの先端部分
* JA1UKF/田口さんご提供写真
・先に杖を地面に埋め込み、その後釣竿をマジックテープ等で固定します。
・50MHz ループアンテナ(4.5m釣竿)を固定
・使用後、葉っぱ等で土を払いゴムカバーを装着しました。
・「杖付き釣竿」 JA1UKF/田口さんの方法
2本の伸び縮みするマジックバンドで杖と釣竿をくくりつけておき、登るときはそのまま杖代わりにします。
山頂でQRVするときは、釣竿をくくりつけたまま杖を地面に刺すだけです。
マジックバンドが滑るので、杖だけ刺さって竿は固定されます。
かなりスピーディに立てられますので、私はもっぱらこれを愛用しています。
* JA1UKF/田口さんご提供写真
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