◆7MHz GP編◆

 * 無断転載は厳禁です。
 * 掲載について快く承諾いただきました「ハムランド 斉藤さん(JH1WBG局長)」に心より感謝いたします(04年10月24日)

 ・写真をクリックすると大サイズで表示します。

事前説明

以下のように製作します。




●製作に必要な物品
・PG-ANT-100(ハムランドで取扱されております。伸ばしで約10m。
・線材AW-2.8 11m ×4本(ACコードやホルマル線など適当なものでも良いが、サガ電子工業製 透明ビニール被服(超軽量アンテナワイヤー MODEL AW_2.8 (@150円程度/m が軽くて強く、らい絡みづらいのでFB。
・碍子(サガ電子工業製の波型碍子 @200円 もお奨め)または碍子となる代替え品 3つ(ここではパイプを使用)
・給電BOX(ふたが容易に外せるもの)(100円ショップでよく見かけます)
・M-Rコネクタ 1個
・タイラップ 6本
・ハンダコテ、ハンダ、巻尺、ニッパ

 * パイプ、給電部BOX以外すべてハムランドでお取り扱いされております。

●あれば便利なもの
・SWR計(最近のRIGで表示可能なものでもよい)
・STANDING WAVE ANALYZER

製作

・アンテナ部分は必要な長さにカットします。ここでは7.050(MHz)をセンターにします。

300/f f=7.050 よってλは、42m55cm
1/4λは,、10.64m
ここで短縮率0.97 を考慮すると 1/4λ = 10m32cm //

・ラジアル部分は余分な箇所を折り返しとすることでSWRを調整します。1辺の長さはアンテナと同じ10m32cmとします。

・給電部BOX(ふたが容易に外せるもの)にアンテナ、ラジアルまた〜コネクタが通せる穴を開けます。
・加工後、アンテナ、ラジアル部分の加工の際、抜けないように 結び目 をつけ、ぐらぐらしないよう給電部BOX外側にもタイラップでしっかりととめます。










・以下のように加工します。






・碍子(ここではパイプを使用)にラジアルとステーひも用の穴を開けます。






・片方にラジアル部分をタイラップでしっかりとめます。SWR調整を考慮して数のようにします。






・これで完成です(以下は部材を示します)。





・PG-ANT-100(竿の上下にフタがあります。抜ける時がありますので運搬時はご注意を。










設置するのに必要なもの。

・ポールと踏み台
・自転車の荷造りひも 6本(100円ショップにありました)
・自己誘着テープ または ビニールテープ

・まずは、ポールと PG-ANT-100 を自転車の荷造りひも でしっかりととめます。
この際、 PG-ANT-100 を倒したりしないよう注意します。写真では2箇所止めになっていますが3箇所止めの方がよいようです。







・竿の先端から自己融着テープあるいはビニールテープでアンテナを固定します。給電部BOXまでアンテナの長さがありますので最後の方はグルグルまきにしても構いません。










・竿にアンテナを固定する時は必ず写真の通り、竿と竿を継ぎ目でとめます(真っ直ぐ立てた時の落下防止)




・ラジアル部分の先端とステー用ひもを接続します。以下のようにすれば簡単になります。




・ポールを踏み台に設置します。




・無風時、ラジアル兼ステー代わりになる場合がありますが、安全対策としてステーはステーできちんと張りましょう。












・あとは3方向にラジアルを軽く引っ張ります。




・ラジアルの長さや角度でSWRが変化します。SWR調整します。


 感想

・ポールにステーは必要。
・今回の自作ANT、ラジアルでの調整でSWRは最終的に2。
・ポールとPG-ANT-100と自転車ひもでくくりつける時、更にもう1箇所あった方が安心と思いました。

 
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