◆ 430MHz LOOP(ループ) 製作記 ◆
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製作の契機

 カンテナ(缶アンテナ)に引き続き、家でも簡単にSWR調整ができ、そこそこ使えるループアンテナを製作してみました。マッチングコンデンサは、同軸ケーブル1.5V-2Dを代替えにします。部品は、銅線、同軸ケーブル1.5V-2Dのみで手軽に製作が可能です。

必要な部材
・銅線
・同軸ケーブル1.5D-2V  これだけです。

完成と外観図







・給電部分のつなぎ




製作

・銅線の接続部分を紙やすりで磨きます。子供にも手伝ってもらいました。








・A4の紙にループアンテナを描き、銅線を合わせます。




・同軸ケーブル、マッチングコンデンサ用同軸ケーブル(調整前70mm)、銅線をハンダ付けします。
・小PT板に固定しようかと思いましたが、最終的には使用しませんでした。










製作

・家の中でもできるだけ回りに障害物がない場所で調整します。調整時、奥の襖は明けてます。




・マッチングコンデンサ用同軸ケーブルの長さ70mm時



・マッチングコンデンサ用同軸ケーブルを1〜2mmずつカットしSWR値が下がることを確認します。中心周波数を呼出周波数である433.00(MHz)にしました。
・少しずつカットするたびにSWR値がぐんぐん下がっていくのでやってて楽しかったです。Hi。




・マッチングコンデンサ用同軸ケーブルの最終的な長さ 約53mm時(=5.3pF)にほぼSWR値1になりました。












SWR

・430MHz帯はすべてSWR1.5以下に納まっていました。




完成




・シリコンで防水処理を施しました。




・ループアンテナの指向性

ケーブルフィッシャーで運用中、アンテナの方向を変えると確かに信号が変化します。またロッドアンテナより飛びはFBです。










 感想

・簡単にしかも家の中で調整でき、やっていて面白かった。
・SWR値も430MHz帯全域に於いて、SWR1.5以下であったのでちょっとしたアンテナとして十分使用できる。
・垂直偏波ゆえ、アンテナを横四角にしなければならないが、サイズも小さく強風にも関係なく、ハンディー機アンテナやロッドアンテナより飛びはFB。
・数エレループにするのもよいと思った。
 
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