◆ PicoKeyer 操作編1 ◆ | ||||||
* 無断転載は厳禁です。写真をクリックすると大で表示します。 | ||||||
|
||||||
操作編1 | ||||||
・8cm(小)CD-ROMのドキュメントにPicoKeyerの記述がありますが、私なりに基本操作についてまとめてみました。 | ||||||
・まずは押下スイッチ(以下、スイッチ)についてです。 | ||||||
・電池または外部電源接続時に、”73”が応答されます。 | ||||||
〇スイッチ操作の基本 | ||||||
・タップ(スイッチを1回押してすぐに離す)、ホールド(スイッチを押し続ける) | ||||||
・ホールドし続けると、I → S → H → U → S → M → Q → R → L → X → Z → B → W → T → K → P → A → D → V → F の順にブザーから聞こえてきます(朱書き部分を主に使用します)。Fの次は始めのU → Sの順となります。 | ||||||
符号 | 操作及び内容 | |||||
タップ | メモリ1の内容をリグに送出 | |||||
* 「メモリ送出中にタップするかキー操作すると停止」 | ||||||
I | メモリ2の内容をリグに送出 (Iが聞こえたらスイッチを離す) | |||||
* 「メモリ送出中にタップするかキー操作すると停止」 | ||||||
S | メモリ3の内容をリグに送出 (Sが聞こえたらスイッチを離す) | |||||
* 「メモリ送出中にタップするかキー操作すると停止」 | ||||||
H | メモリ4の内容をリグに送出 (Hが聞こえたらスイッチを離す) | |||||
* 「メモリ送出中にタップするかキー操作すると停止」 | ||||||
以下、抜ける時にタップするとBK(連続)の応答があり抜けることができます。 | ||||||
U | Tune mode(アンテナチューニング用連続送信モード) | |||||
・長点側キー操作 キャリア連続送信 | ||||||
(・短点側キー操作 短点キャリア連続送信) | ||||||
S | Speed(キー速度WPM設定) | |||||
・長点側で1WPM up | ||||||
・短点側で1WPM down 半固定抵抗の方が早いので使用しないと思います。 | ||||||
M | Memory(メモリへの書き込み) | |||||
・書き込み時、リグへ出力されません。 | ||||||
キー入力側 | ブザー(PicoKeyer)側 | |||||
・登録されるメモリ番号が応答されます。 例:”1” |
||||||
・登録するメモリ番号を変更する場合は、番号をキー入力します。 例:”2” |
・メモリ切り換えがうまくいった場合は、その番号が応答されます。 例:2 ・入力ミスした場合は、”?”がブザーから応答されます。 |
|||||
・メモリに入力するモード”R” を入力します。 | ・問題なければ”K”が応答されます。 ・入力ミスした場合は、”?+メモリ番号”がブザーから応答されます。 例:?2 |
|||||
・登録するメッセージを入力します。 | ||||||
* 訂正したい場合は、HH(連続)で直前の1文字を消去します。 | * 1文字消去されると”E”が応答されます。 | |||||
* 直前の2文字を消去する場合は、HHHH(連続)で消去します。 | * 直前の2文字を消去する場合は、HHHH(連続)で消去します。 | |||||
・2回タップして入力を終了します。 | ・メモリ番号へメッセージ登録終了が応答されます。 | |||||
例:”R 2”(メモリ番号2番) | ||||||
・メモリの際、直前の単語をリピートすることができメモリ消費を抑えることができます。 | ||||||
例:入力 CQ /R /R DE JF6LIU/1 /R /R PSE K | ||||||
送出 CQ CQ CQ DE JF6LIU/1 JF6LIU/1 JF6LIU/1 PSE K | ||||||
Q | QSO Number(QSO番号が応答されます) | |||||
* QSO番号は1〜255、自動で1〜65535まで設定されます。 | ||||||
R | QSO番号をリセット | |||||
* ”?”中どちらかのパドルをタップすると値は”1”にセットされます。 | ||||||
L | Auto Letter Spacing(自動語間隔) | |||||
* 語間隔の値をセットします。 | ||||||
X | Cut Numbers | |||||
”0””9”の設定を行うようなのですが理解できておりません。 | ||||||
Z | Leading Zeros | |||||
* デフォルトは”N”なので特に気にする必要はないと思います。 1は001、99は009のようにQSO番号3桁に合うようになります。4桁は4桁です。 |
||||||
B | Beacon Delay | |||||
* ビーコン間隔を秒で設定します。 | ||||||
長点キーで値が増え、短点キーで値が減ります。設定値は0〜99秒です。 | ||||||
W | Weight | |||||
長点キーで値が増え、短点キーで値が減ります。 | ||||||
T | SideTone | |||||
* デフォルト"Y"と応答します。長点キーする順で、”Y”→”M”→”N”となります。 | ||||||
Yはサイドトーン有、MはMCWモード(何に使用するかわかりせん)、Nはサイドトーン無(メモリ登録時はサイドトーン有、リグ送信時はサイドトーンは無になります)です。 | ||||||
K | Key Mode | |||||
* ”A”はmodeA、”B”はmodeB(A/Bでパドルの短点、長点が逆になります)、”U”はUltimatic(何に使用するかわかりません)、”G”はBug Key)、"S”はStraight Key(ストレートキー)で、長点キー、短点キーでモードの設定順が逆になります。 | ||||||
P | Paddle Selection | |||||
* 短点にしたい方のキーを叩くと叩いた方が短点にセットされます。 | ||||||
A | Audio Tone | |||||
デフォルト値は700Hz。短点キーを叩くと低くなり、長点キーを叩くと高くなります。 | ||||||
D | Transmit Delay Compenstin | |||||
* 送信待ち時間(使用しないと思います) | ||||||
V | Firmware Version | |||||
Picokeyerのファームウェアバージョンを応答します。 | ||||||
例:Ver3.8 → 38 | ||||||
F | Factory Reset | |||||
工場出荷時にリセット | ||||||
”?”が応答されたらどちらかのキーを打つとリセットされますリセットされると”73”が応答されます。注意:リセット時、半固定抵抗の位置が最低の速度として設定されてしまいます。 | ||||||
Copyright cqcqcq.org 2003-2010 All right Reserved | ||||||
(無断使用及び転載は禁止します) | ||||||
mail to jf6liu at jarl.com | ||||||