◆ A1 CLUB μ675キーヤ(切手サイズ 2CH) ◆
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 A1 CLUBから発表のあった、切手サイズ「μ675キーヤキット」を購入しました。移動運用にかさばらないのですが、さすがに切手サイズとあって部品搭載や配線が超小型です。
[定格]
・電源電圧 2.5〜3.8V(LEDを外せば最大5.5Vまでok)
・消費電力 1.0mA(STB)、15mA(Tx) @3.0V
・キーイング出力 トランジスタによる正極キーイング(絶対最大定格 50V/500mA)
・メモリは2チャンネル
・BZはセラミックブザー(発振回路なし。マグネチックタイプ、普通のスピーカは使用不可)
μ675キーヤキットは、ハガキサイズになっており、PT板はPWBの領域に、各部品は枡目に貼り付けられてあります(既に剥がした後です。sri)。また裏面側には丁寧な説明書きがありました。

Pt板、部品、見た瞬間本当に小さい。
標準では、最大25WPM程度とのことなので、QRQにするため一部の抵抗4.7kΩの部分をパラ接続し、最大40WPMとなるようにしました。
PT板へ部品を慎重に搭載、部品搭載に問題がないか、一度配線し動作を確認、問題なく動作したので一安心。
次はケース選び、折角キーヤが小さいのだからケースも小さく抑えたい。
ケースはタカチのSW-40を選択しました。
メモリスイッチ、可変ボリューム、KEY IN、KEY OUT、ブザー穴、LED穴の配置を検討し、加工していきます。LEDは搭載の状態でケースの横から見えるようにしました。

KEY INはケースの側面にしました。RIGと接続しなくともキーで練習する場合、上側より側面側の方がキーヤが安定しやすいためです。
 
左側の穴はブザー音用。
ケースの一番右側にブザーを入れるようにしました。そのままではケースのフタが閉まらないので、ケースを削り入るようにしました。
機構部品を搭載し、搭載に問題がないか確認します。

可変ボリュームでブザー部分をケースに押し当てる格好にします。
 
ブザー穴も問題がないか確認します。
 
ここでひとつ問題が。KEY IN、KEY OUTを固定しようとしたところ、ネジ山が最後まで締まらず、この2箇所を再度削ることに。
右側 ケースのフタ側にブザーを搭載するために削った後

左側 KEY INにぶつかるため、ケースの枠を削った後
配線した様子。
電源はそのまま引き込みました。
KEY OUTラインに念のため、コアを挿入。
完成した様子
切手サイズより一回り大きい程度。
可変ボリュームの方が大きい。
 
 
50円切手は、ヤマユリ「神奈川県」
実際に、KEY IN(左側)/KEY OUT(上側)と接続した様子。
ブザー音と合わせてLEDが点灯します。
PT板に搭載されているLEDがきれいに見えます。
YAESU FT-817NDと自作キーに接続し、動作確認。
μ675キーヤは、単4×2本に接続。
μ675キーヤは、小型なので移動運用に持ってこいです。
Olkey-F88(4チャネル版)と比較してみました。

 部品も小型で配線も苦労した甲斐もあり、うまく製作することができました。小型で移動運用には大変重宝なμ675キーヤ。今後FT-817NDと自作キーセットで移動運用することになることでしょう。このようなキットを発表されましたA1 CLUBの方々にお礼を申し上げたいと思います。FB!

 
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