測定結果(06.1.15編)
○コレクタ電流 45.3mA(=45.3mV)
○出力電圧 6.37Vp-p
よって、
★入力電力 3.01V × 45.3mA = 136.35mW
★出力電力 (E^2)/R = (電圧実効値)^2/Ω = (6.37Vp-p/2√2)^2 / 50
エクセルの場合は、= (6.37/2*SQRT(2))^2 / 50
= 101.4mW
★電力効率 101.43mW / 136.35mW = 74.38% //
●受信消費電力 = 3.01V × 7.4mA = 22.27mW
●送信消費電力 = 2.98V × 53.5mA = 159.43mW
●送信/受信合計消費電力 = 181.70mW //
よって181.70km以上で TP賞(1,000km/Total Power賞)となる。
・ 結果及び気がついたこと
1.出力電力を出すと必然的にコレクタ電流が増加します。これを無視して出力電力で調整したり、最大パワーにすると電力効率が悪くなります。ご注意を。
2.上記、結果では The JARL QRPクラブ主催「EQT-1配布記念 Under 500mW QSO PARTY 2006」の規約に反することが後ほど判明。
○出力電力が100mWを超えているもの
○出力段の動作点がE級以外に設定されているもの
(E級とは終段の効率が75%以上であること)← 本規約に限定
とあり1項を再度見直し、日をあらためて再調整することにしました。
測定結果(06.1.22編) 関東地方では1.21
5年ぶりの大雪となりました。
○コレクタ電流 42.5mA(=42.5mV)
○出力電圧 6.32Vp-p
よって、
★入力電力 3.01V × 42.5mA = 127.92mW
★出力電力 (E^2)/R = (電圧実効値)^2/Ω = (6.32Vp-p/2√2)^2 / 50
エクセルの場合は、= (6.32/2*SQRT(2))^2 / 50
= 99.99mW
★電力効率 99.99mW / 127.92mW = 78.16% //
●受信消費電力 = 3.01V × 7.4mA = 22.27mW
●送信消費電力 = 2.98V × 50.7mA = 151.08mW
●送信/受信合計消費電力 = 173.35mW //
よって173.35km以上で TP賞(1,000km/Total Power賞)となる。
出力電圧波形 6.32Vp-p
コレクタ電圧波形
測定結果(06.1.23編)
コレクタ電圧波形(上の写真)について、JA1XB局長(石井さん)に「TL9のLを大きくなるようにTC65を調整するとよい」とのご指摘をいただきましたので急遽、再調整しました。
以前、TR40を調整していて右に回しすぎると以下の波形になったのでご参考までに掲載いたします。
このような波形になると、出力電力も100mWから下がります(写真は65mW程度までダウン)。
また、再度コレクタ電流値が下がるよう際調整してみました。
○コレクタ電流 41.4mA(=41.4mV)
○出力電圧 6.32Vp-p(再調整して値変わらず)
よって、
★入力電力 3.01V × 41.4mA = 124.61mW
★出力電力 (E^2)/R = (電圧実効値)^2/Ω = (6.32Vp-p/2√2)^2 / 50
エクセルの場合は、= (6.32/2*SQRT(2))^2 / 50
= 99.99mW
★電力効率 99.99mW / 124.61mW = 80.24% //
●受信消費電力 = 3.01V × 7.4mA = 22.27mW(変わらず)
●送信消費電力 = 2.98V × 49.7mA = 148.11mW
●送信/受信合計消費電力 = 170.38mW //
よって170.38km以上で TP賞(1,000km/Total Power賞)となる。
E級アンプとして動作している、またこれ以上コアを回すと破損しそうなこともありこの状態で完成としました。
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