◆EQT-1 製作編 総合調整2◆

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総合調整2 (06年1月22日)

○送信部の調整

・ 結果及び気がついたこと

1.電流値を測定する箇所がでてくるのでシリアルに電流計を接続するより以下のやり方が手っとり早いと思いました。

R42(1Ω)の両端の電圧を見ながら、TR40で1mV(これが1mA)に調整し、その後K6〜K9を順番に調整して電圧(電流)が最大となるよう調整する。
併せてQRPパワーメーターも見ながら約100mW付近を示していることを確認する。
TC56 を調整し先の電圧(電流)が 40mV(=40mA)に近づくように QRPパワーメータを見ながら調整する。最終的には42.5mA になりました。

2.電流検出用抵抗R42(1Ω)は単なる確認用と思い込んでいました。

電流検出用R42(1Ω)とALL Vccとウレタン線で接続していなかったため、出力電力が2〜3mWしかでなかったため焦りました(3ページの回路図及びThe JARL QRPクラブ 1,000km/TP推進プロジェクトの「E級アンプの解析」を見ていて気がつきました。

3.最終出力電力調整で TC65 と TL9 でTL9 はほとんど回さなくてすみました(気持ちQRPパワーメータの目盛りが増えました)。

4.オシロがあればコレクター波形、出力波形を見たいところです。

デジタルオシロスコープで、
コレクター波形は組み立て説明書の波形(E級アンプの心臓部)とほぼ同等となり、
出力波形は正弦波形で6.3Vp-p程度で丁度出力電力100mWとなることを確認しました。

オシロスコープがないと組み立てできないわけではありませんが、調整によっては本波形がくずれて本来のE級アンプの理想波形になっているか確認ができるためです。
私の場合、出力電力が約100mW程度ありましたがコレクタ波形がもう一段コブができていたり、チャタリングのようなマイナス側にも波形が現れたりしました(調整前やコア調整時)。

5.ここが一番手間取りました。調整する前に何をすればどうなるかを組み立て説明書と回路図を横に置いて十分理解した上で開始した方がよいと思いました。(1mAは0.1mV換算部分とか、どのようにすればまずは簡易調整ができるか、E級アンプとして理想的に動作させるにはどうすればよいか 云々)




TC65とTL9(と電流検出用R42(1Ω)部分






R42(1Ω)とALL Vccとウレタン線で接続した直後のコレクタ電圧波形












 
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