・キバン右上がVXO部になります。
・PVC(ポリバリコン)は3本の内2本を仮付けします。
・9V(006P)の電源は、+9Vと適当なGNDに接続します。
・出力を最大とするため、写真中央部分やや右上部分からリード線を仮付けし、無線機等で受信し、
1.T1/T2を調整して、出力を最大にする(*1)。
2.PVC(ポリバリコン)を可変させ、周波数範囲を確認する(*2)。
T1/T2調整時、ほんの少し回すだけで構いません(神経質にならずおおざっぱで)。
・PVC(ポリバリコン)を可変させる時、触手すると周波数が動きます。
*1 調整時に、超簡易型のRFプローブ(RFチェッカー)というものもあります)。
*2 PVC(ポリバリコン)を可変させる前に、2つのうちの使用する1つのトリマ(下写真参照)の容量を最小値にします。これを調整しないと、周波数可変範囲が狭くなります。
* PVC(ポリバリコン)の軸(真ん中の端子部分)をアースにするとボディエフェクトの影響が少なくなる(ましてケースがプラスチックでつまみ部分を触手で周波数がズレてしまう可能性が高い)のですが、基板とPVCの接続がクロスになり線長が長くなることもあってそのままストレート、つまり軸の部分をアースとしておりません。不敏に感じたら変更しようかと思います。
・周波数可変範囲は、50.170.40MHz〜50.203.20MHzで説明書とほぼ同等の範囲となりました(説明書には、50.168MHz〜50.203MHzとありますが、試験をした水晶により得られた数値で必ずしもこの範囲が保証されているわけではありません)。
・さらに9V(006P)とRX+9Vに接続し、RX ANTにリード線を仮接続し、50MHzの信号を受信できることを確認します。
・受信中、最大感度となるようT3/T4のコアを調整します。がしかしほんの少し回すだけで済みました。
・こんなショボイ(失礼!)もので音が非常にクリア、感動しました。おまけに聞きやすく何度も何度も聞いてみました。
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